モンテカルロ・ラリー3勝・英国が生んだ小さな名車
1959年に誕生したミニは現在主流のFF・エンジン横置きの元祖ともいうべき存在で、トランスミッションと2階建て構造のエンジンなど様々な工夫でコンパクトな車体に快適な室内空間という相反する要求を見事に達成した、現在から見ても非常に革新的なクルマです。
エンジンは40年間のモデルライフの間に最初期型の850ccから1000cc、最終型の1300ccと徐々に大型化しながらも、車重は600kg前後と非常に軽量。
1964・65・67年にはミニ・クーパーがモンテカルロ・ラリーで総合優勝し歴史に名を残しました。
街乗りからレースまでまだまだ現役
なんといってもミニの魅力はそのキュートなルックスにあります。製造期間が長く最近まで作られていたこともあり、映画などフィクションの世界にもたびたび登場し今なお熱狂的なファンを持つクルマです。
街乗り用として女性のオーナーさんも多く、また独特の乗り味(よくゴーカートと喩えられます)を持ちミニのみのレースも開催されるなど、「所有する楽しさ」「走る楽しさ」「いじる楽しさ」を兼ね備えています。
よくあるトラブルとおすすめチューンメニュー
最終型が2000年ということもあり、高年式のクルマでは目立ったトラブルは見られません。
とくにエアバッグ・冷房付きの高年式車は女性の方にも安心して乗って頂けます。
一方、エンスージアストの方には、程度の良い車両を、低年式車とくにMk-Iとよばれる初期型の外観に再現するのが定番のドレスアップです。
グリル、テールランプのパーツ交換から、ドアヒンジ、内装交換、タイヤの10インチ化などが人気のメニューです。
年式の低い車両ではパーツ単位の経年劣化などに気を配る必要があります。また、エンジンとトランスミッションのオイルを共有する独特の方式を採っているため、ミニは6か月に1度または走行距離3,000Kmの早いほうを目処にオイル交換が必要です。
リーフガレージでは6か月に1度の定期点検をおすすめしています。オイル交換はもちろんのこと、普段見落としがちなトラブルが悪化する前に未然に防ぎます。
ご購入後のメンテナンスも安心してリーフガレージにお任せください。